使用バージョン:Blender 2.79b
スザンヌ
ネコさん
前編の内容
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1. 日本語化する
Blenderは初期設定だと英語表示になっています。
初心者にとっては、慣れない英語よりも日本語表示になっていた方が、操作の習得がスムーズにいく場合もあるでしょう。
以下の手順で、Blenderを日本語表示に変更することができます。
メニューバー「File」→「User Preferences」をクリックする
User Preferencesウィンドウのタブボタン「System」をクリックする
右下にある「International Fonts」にチェックを入れる
Languageプルダウンボタンから、「Japanese(日本語)」を選択する
プルダウンボタン下のTranslateボタン「Interface」「Tooltips」「New Data」の3つすべてをクリックしてオンにする
設定変更を行ったら、設定画面左下「ユーザー設定の保存」をクリックして、設定を必ず保存するようにしましょう。
保存しなかった場合、新規ファイルの作成時や、Blender終了時にせっかく設定した内容がすべて消えてしまいます。
ネコさん
スザンヌ
2. 左クリック操作に変更する
Blenderは初期状態だと、オブジェクト選択にはマウスの「右クリック」を使う設定になっています。
Blenderの世界には「右クリック派」と「左クリック派」がいますが、初心者の方向けに本記事では「左クリック」への変更をおすすめしています。
その理由
Blender以外の標準的なソフトウェアでは、オブジェクトを選択する際に「左クリック」する事が一般的です。
一般ソフトウェアと、Blenderとで交互に使い分けていく場面で、Blenderを「左クリック」選択設定にしていた方が頭の切り替えがスムーズにいくというのが主な理由です。
以下の手順で、オブジェクトの選択を「左クリック」に変更することができます。
メニューバー「ファイル」→「ユーザー設定…」をクリックする
(※すでに「Blenderユーザー設定」が開いていた場合、ここはスキップして次へ)
上部のタブより、「入力」ボタンをクリックする。
左側にある『選択:』の下の「左」ボタンをクリックします。
ついでに、「テンキーを模倣」のチェックボックスもオンにしておきましょう。
「テンキーを模倣」をオンにする事で、キーボードの「QWERTYUIOP」の上にある
1~0までの数字キーがViewPort視点切り替え用のショートカットキーに変更されます。
(※オフの時は各レイヤーの切り替えショートカット)
「テンキーを模倣」をオンにするメリットは、テンキーを持たないノートPCで作業をする際に便利な為です。
ノートPCで作業をする事がほとんどない方の場合は「テンキーを模倣」をオフにしたままで構いません。
これでマウスの左クリックで、オブジェクトを選択できるようになりました。
設定の変更後は必ず、「ファイル」→「Blenderユーザー設定」→「ユーザー設定の保存」をクリックして、設定保存を行いましょう。
ネコさん
スザンヌ
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